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8月12日付の朝日新聞で、ソーシャルネットワークサービス(SNS)のフェイスブックの4~6月期の四半期決算の売上高が、前年同期比で6割増え、過去最高の29億1千万ドルとなったことが報じられた。

フェイスブックの売上が好調な理由について、同記事では、実名での利用が原則であることから、広告のターゲットを絞り込めることを挙げている。

広告宣伝費の7割をフェイスブック広告に投入


フェイスブック広告の成功事例として、採り上げていたのが、創業3年のベンチャー企業ロコパートナーズが運営する「relux」という旅館の予約サイトだ。

relux.jpg

このウェブサイトのコンセプトは、「贅沢という言葉をきいた時に、大切な人と一緒に過ごす時間や人とふれあって感動することが、まず最初に連想される国にしたい」というもので、掲載されている宿は高級旅館ばかり。

そして、掲載基準は、選定委員会によって選ばれた満足度の高い宿ということで、ただ、高級なだけでは当サイトに掲載されないようだ。


reluxの毎月の広告費は数百万円で、全てをネット広告に投じている。フェイスブックへは、広告費の7割を使っているとのこと。それが功を奏し、会員数は、1年前が1千人ほどだったが、現在では7万人を超えるところまで増えている。今でも、毎月1万人程度の会員数の増加ということだから、ロコパートナーズのフェイスブック広告の利用の巧みさがうかがえる。

フェイスブック広告が優れているのは、先にも述べたが、広告を閲覧するフェイスブック利用者が実名ということだ。年齢や出身校、勤務先も登録されているので、属性に合わせて広告を配信することができる。不特定多数を狙ったテレビやラジオのような従来型の広告と比較すると、無駄玉を撃たなくて済むのが、フェイスブック広告の利点だ。


しかし、フェイスブックに広告を配信するすべての企業が成功しているわけではない。朝日新聞の記事では、日本の自動車大手の話が、さらっと掲載されていたが、反応が弱かったり何が響くかわからないといった面もあると、広告利用の難しさを吐露していた。


実名でも伸び悩むSNSがある


SNSはフェイスブックの他にも、匿名で利用できるツイッターがある。

ツイッターでも、企業の広告がタイムライン上に流れてくることがあるが、こちらは、利用者の属性がフェイスブックほど把握できないので、テレビのようなマス広告に近いのかもしれない。


最近では、検索大手のグーグルもSNSに力を入れている。以前は実名での利用であったが、最近、方向転換して匿名での利用も可能になったようだ。しかし、グーグルが運営するGoogle+は、日本での利用者が少なく、伸び悩んでいる。

グーグルの収益源もフェイスブックと同じようにネット広告で、決算のたびに過去最高の売上高を記録しているが、この頃、業績予想を下回る結果となることがある。

グーグルの日本での検索シェアは、90%を超えており、ほぼ独占状態だ。この独占状態からか、最近、検索結果の質が以前よりも劣化しているように感じる。

グーグルの売上が予想通りに伸びていないのは、検索の質の劣化と関係があるのかもしれない。また、後追いで参入したSNSが、今後も伸び悩むようだと、さらに売上の伸びが鈍化する可能性がある。


フェイスブックとグーグルの違いは、人とのコミュニケーションを第一と考えているかどうかの違いだろう。無機質なグーグルの検索結果を見ていると、人とのコミュニケーションを重視するSNSの運営は向いていないように思うのだが、どうだろうか。
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