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12月18日にスターバックスの新店舗がオープンした。スターバックスは、全国各地にあるので、それほど大したことではないように思える。しかし、今回オープンした店舗は、標高2,307メートルとスターバックスの中では、日本一高い場所にあるのだ。

このような高い場所に新店舗をオープンしたスターバックスの狙いは何なのだろうか?

スキー場への観光客誘致


スターバックスがオープンした新店舗は、長野県の志賀高原・横手山の山頂だ。このようなところに店舗をオープンしたのは、周辺のスキー関連業者や宿泊施設が、観光客を呼び込もうとスターバックス側に働きかけたことが理由だという。

スキーやスノーボードが好きな方ならわかるだろうが、滑っている時は、体を動かしているので汗をかくくらいに熱くなる。当たり前だが、いったん下まで滑降した後は、再びリフトに乗って山頂まで登らなければならない。このリフトに乗っている時間が意外と厄介なのだ。

滑っている時には熱くなっていた体が、リフトに乗っている時に冷めだして、体が寒くなってくる。山頂に着いたときには、体が固くなって、滑ろうという気が起こらなくなったということを一度は体験したことがあるのではないだろうか?

また、寒さのあまりトイレに行きたくなることもある。ところがいったん山頂まで上がってしまうと、休憩できるところがなく、滑り降りるまで我慢しなければならないといったこともある。

だから、スキーヤーやボーダーにとっては、山頂にカフェがあると助かるわけだ。店に入った時に暖房が利いていると、とても安心した気持ちになる。さらに淹れたてのホットコーヒーがあれば、体を中から温めることができるし、何より、気持ちがリラックスする。

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ウィンタースポーツ愛好家にとっては、今回のスターバックスの出店はありがたいことだろう。

晴れていれば富士山も見える


志賀高原のスターバックスは、営業を休止したレストランを改装したものということだ。さっそくスターバックスのホームページにアクセスし、どのような店舗なのか調べたが、この記事を書いている時点では、まだ、新店舗の情報は掲載されていなかった。

マスコミ各紙の報道内容によれば、晴れた日であれば店内から富士山を望むことができるようだ。

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スキーやボードも楽しめて、絶景まで見れるとあれば、人気のスキー場のように思えるのだが、レストランが営業を休止したということは、客数が伸び悩んでいたのだろう。そのような悪条件の中での今回のスターバックスの出店は、勇気ある決断だったのではないだろうか。

もちろんスターバックスほどの世界企業になれば、1店舗くらい出店して失敗しても痛くもかゆくもないのだろうが、スキー場の活性化のために一肌脱ぐという姿勢がすばらしいではないか。外資と聞くと、ドライなイメージが先行し、目先の利益を優先して、採算ばかりを重視しているように思ってしまうが、スターバックスの今回の出店からはそのような近視眼的な発想は見えてこない。

営業は2014年5月までの期間限定ということだが、半年程度とは言え、地方の活性化に協力しようという姿勢は立派だ。今後、通常営業も視野に入れていくということなので、長期にわたって店舗運営していく可能性もある。

また、スキー場のようなレジャー施設の場合、メニューの価格が通常価格よりも割高となることが多いのだが、志賀高原横手山山頂のスタバでは、他の店舗と価格が同じということだ。

扱っているメニューはドリンク類だけということだが、これにもしっかりとした理由がある。一般的なスタバでは、パンなど食べ物の販売も行っているが、志賀高原横手山山頂の店舗では、隣に地元のベーカリーがあることから、それに配慮してドリンク類だけの販売としたのだ。地元との共存共栄を重視した店舗営業と言えるのではないだろうか。


12月17日付の日経新聞によれば、横手山・渋峠スキー場の観光客数は、ピーク時の3分の1まで減少しており、昨年は12万人だったということだ。スターバックスのオープンにより、今年以降、観光客数の伸びが期待される。観光客数が少しでも増えれば、日本一高い場所にあるスターバックスの営業も継続される可能性がある。そうなれば、さらに横手山・渋峠スキー場の観光客数が増えていきそうだ。
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