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2月6日付の産経新聞によると、ソニーがパソコンとテレビの2つの事業を分社化するということだ。同様の報道はその他の新聞でも採り上げられていたので、ご存知の方も多いことだろう。

一昔前までは、ソニーといえば、パソコンやオーディオ関係の製品が高品質でブランド力も高い印象があった。そのようなブランドの印象も今は廃れてしまったのだろうか?

パソコンはなくならない


ソニーの2014年3月期の業績予想は、当初300億円の黒字と発表されていたが、一転して1,100億円の赤字に転落するということだ。

最近のスマホやタブレットの普及で、パソコンの需要が落ち込んでいることが背景にあるようだ。ソニーのパソコンはVAIOというブランドで知られており、筆者には、高性能というイメージが強い。そんな高性能のパソコンも手軽にインターネットに接続できるスマホやタブレットの利便性には勝てなかったということなのだろうか。

ソニーだけでなく、パソコンの需要は全世界で減少しつつある。そのため、他のメーカーもパソコン事業の縮小を検討していることだろうが、筆者は、パソコンの需要の減少はある一定のところで止まると考えている。その理由は、スマホやタブレットでは、仕事ができないからだ。

文章を書いたり、それを印刷したりするためには、スマホやタブレットでは難しい。やはり、キーボードがなければ、文章を書くのは不便だ。この世からもしもパソコンがなくなり、スマホやタブレットだけになったら、仕事の効率が恐ろしく低下することは容易に想像できるだろう。

ということは、パソコンは、事務職では必ず必要となる道具だから、ある程度の需要は見込めるはずだ。

このある程度の需要というのがどの程度かは筆者にはわからない。しかし、多くの企業でパソコンを使っているのは明らかなのだから、そういった業務用のパソコンの開発に変えていけば、良いのではないだろうか?

ゲームや家計簿といった仕事とは関係のないアプリケーションは、全て取り除き、仕事に使えるアプリケーションだけが入ったパソコンなら需要はあるはずだ。これまでの国内大手家電メーカーが作ってきたパソコンは、家庭でも職場でも使えるようにした中途半端なものが多かったように思える。

家庭用のツールは、スマホやタブレットに任せておいて、仕事用のパソコンの開発を進めていけば、まだまだ売上を伸ばす余地があるのではないだろうか?

スマホがいつまでも続くとは限らない


筆者はスマホを持っていない。わざわざ外出中にネットにつなぐ理由などないからだ。

スマホを操作している人を見ていると、どうも電話やメールといった連絡手段で利用しているというよりも、ゲームやSNSなど娯楽のために使っている人が多いように思える。こういった娯楽目的のツールというのは、そのうち廃れてしまうものだ。

もちろん携帯電話そのものが、この世から無くなることはないだろう。

しかし、スマホという形状の携帯電話がいつまでも使われ続けるとは、筆者にはどうも思えない。もしかしたら、タブレットがスマホに取って代わるかもしれないし、まだ見ぬデバイスが登場するかもしれない。

だが、パソコンという道具が、この世から無くなることはそうそうないだろう。それなのにソニーが、パソコン事業を分社化するというのは、将来の安定した売上を捨てることになるのではないだろうか?


今回のソニーのパソコン事業とテレビ事業の分社化には疑問が残る。もう少し我慢して、ソニーで事業を維持しても良かったと思うのだが、どうだろうか。
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